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シュリー(趣里衣)の部屋

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仏教

頭の中のおしゃべりは本当に自分の声?

2026年6月19日 by wpmaster コメントを書く

最近、脳科学の本を読んでいて面白い言葉に出会いました。

DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)。

人がぼんやりしている時や何もしていない時に働く脳のネットワークだそうです。

難しい言葉ですが、私は説明を読んで思わず笑ってしまいました。

「ああ、私の頭の中のあれか。」

気がつくと、

「あの時あんなこと言わなければよかった」

「あの人は私のことをどう思っているんだろう」

「来月大丈夫かな」

「なんであんなことされたんやろ」

そんなことを考えています。

しかも、一度だけではありません。

何度も何度も同じことを繰り返しています。

考えているようでいて、実は同じ録音テープを再生しているだけ。

そんなことも多いのではないでしょうか。

占いに来られるお客様も同じです。

未来が不安でたまらない。

過去の出来事が忘れられない。

誰かの言葉が頭から離れない。

私自身もそうです。

だから偉そうなことは言えません。

でも最近思うのです。

私たちは頭の声ばかり聞きすぎているのではないかと。

空海は「即身成仏」という教えを説きました。

生きたまま仏になる。

そんなこと絶対無理やんと思いますよね。

でも私は最近、少し違う意味で受け取っています。

本来の自分を思い出すこと。

頭の中のおしゃべりに振り回されるのではなく、自分のもっと深いところに戻ること。

それが即身成仏の入り口なのかもしれません。

私は時々、タロットカードを一枚だけ出します。

占うためではありません。

ただ眺めるためです。

意味は調べません。

当たるかどうかも考えません。

ただ見つめます。

すると不思議なことに、

「今日はこの色が気になるな」

「この人物、なんだか疲れて見えるな」

そんな感覚が浮かんできます。

カードを見ているようで、実は自分の心を見ているのです。

答えは外にあると思いがちです。

占い師に聞く。

本を読む。

誰かに相談する。

それも大切です。

でも本当は、自分の中にもたくさんの答えが眠っているのかもしれません。

今夜、眠る前に少しだけ試してみてください。

目を閉じて、

「今の私は何を感じているだろう」

と聞いてみる。

答えが出なくても大丈夫です。

大切なのは、頭の声ではなく、心の声に耳を澄ませようとすること。

その小さな積み重ねが、本来の自分を思い出す旅の始まりなのかもしれません。

「心の声を聴く方法を学びたい方」は→【寝る前に聴く音声シリーズ①】

Filed Under: 仏教

東寺・立体曼荼羅

2026年6月15日 by wpmaster コメントを書く

京都の東寺をご存じでしょうか。

京都駅からほど近く、五重塔で有名なお寺です。

観光で訪れたことのある方も多いかもしれません。

でも私がぜひ見ていただきたいのは、講堂に安置されている「立体曼荼羅」です。

初めて入った時のことを、今でも覚えています。

薄暗い堂内に足を踏み入れた瞬間、何とも言えない静けさに包まれました。

たくさんの仏像が並んでいるのに、不思議と圧迫感はありません。

むしろ大きな生命の中に迎え入れられたような感覚でした。

講堂の中心には、大日如来がおみえになります。

そしてその周りを取り囲むように、多くの仏様が配置されています。

これが空海が伝えた「立体曼荼羅」です。

曼荼羅というと難しく感じますが、私なりに言うなら「宇宙そのものを形にしたもの」です。

仏像はただの木や金属の像ではありません。

その向こう側にある智慧や慈悲、目には見えない世界を表現した象徴です。

密教では、その中心にある大日如来は宇宙そのものの生命だと考えます。

そして私たちも、その生命の一部です。

空海が説いた「即身成仏」とは、死んだ後に仏になるという意味ではありません。

今この瞬間、この身のままで本来の自分に目覚めることです。

そう聞くと難しく感じるかもしれません。

でも私は、東寺の講堂に入ると少しだけ分かる気がするのです。

悩みや不安を抱えていても、その空間にいると「なんとかしなければ」という力みが少し抜けていきます。

そして、「今のままでも大丈夫かもしれない」と思えるのです。

もちろん悟りには程遠いです(笑)。

それでも、日常では感じられない静けさがあります。

もし東寺を訪れる機会があれば、ぜひ急いで見て回らないでください。

少しだけ立ち止まってみてください。

手を合わせてもいい。

静かに仏様を見つめるだけでもいい。

頭で理解しようとしなくても大丈夫です。

感じることに任せてみてください。

立体曼荼羅は、知識で見るものではなく、体験するものだと私は思っています。

もしかすると、その静かな空間の中で、本来の自分と出会う時間になるかもしれません。

「自分本来の姿に戻りたい方は→【寝る前に聴く音声シリーズ①】

Filed Under: 仏教

過去の怒りをどう手放すか

2026年6月3日 by wpmaster コメントを書く

原始仏典とは、お釈迦様の教えに最も近いと考えられている経典群のことです。その中にこんな言葉があります。

「安らぎがそばにあるのに、なぜ不満なことばかり考えているのでしょう。どこにも敵なんていないのに、なぜあなたは多くの敵を連れてくるのでしょう。」私はこの言葉を読むたびに、怒りについて考えます。

「あの時あんなことを言われた」

「あんなにしてあげたのに」

「感謝もされなかった」

占いに来られるお客様も、私自身も、たくさんの怒りの記憶を抱えています。でも、その出来事は今この瞬間に起きているわけではありません。私たちは記憶を思い出し、そのたびに怒りを再生しています。もちろん傷ついた事実は消えません。けれど、その怒りを握り続ける限り、人生は過去に縛られたままです。では、どう手放せばいいのでしょう。

一つ目は、今に集中することです。歩くことでも、好きなことに没頭することでも構いません。今に意識が向くと、過去の怒りは少し静かになります。

二つ目は、自分の心を見ることです。怒りは永遠には続きません。

「今の心に怒りはあるかな」そう問いかけるだけでも、心との距離が生まれます。

三つ目は、忘れ上手になることです。苦しかった出来事を毎日思い出す必要はありません。限りある人生を、怒りだけに使うのはもったいないと思うのです。いじめや人間関係の相談を受ける時、私は三つの選択肢をお伝えします。

伝える。距離を取る。そして、自分の幸せに意識を向ける。

先生に相談しても解決しないこともあります。むしろ悪化する場合もあります。生命や心が傷つくなら、逃げてもいいのです。怒りや恐れのエネルギーの奪い合いからは、何も生まれません。原始仏典には、

「心の妨げを克服した時、人は牢獄から解放されたような自由を感じる」とあります。

過去は変えられません。でも、今の自分の在り方は変えられます。感謝や希望、夢に意識を向けること。そして何より、ここまで生きてきた自分を信じること。その積み重ねが、怒りを手放し、自分らしい人生を歩む力になるのだと思います。過去の怒りを手放し、潜在意識を書き換えたい方は→【寝る前に聴く音声シリーズ】

Filed Under: 仏教, 神社

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