天海祐希さん主演のドラマ『女王の教室』。もう20年も前の作品なんですね。
最近Netflixで観返しました。
さらに、鬼教師・阿久津真矢先生が、どうしてあのような教師になっていったのかを描いたエピソードも観て、とても心を動かされました。
占い師として日々ご相談を受けているテーマが、本当にたくさん詰まっていたからです。
親子の確執。
結婚の意味。
子育てをめぐる夫婦のすれ違い。
親から子どもへの依存。
虐待。
親のエゴに苦しむ子どもたち。
組織の中で働く教師の葛藤。
そして、自分を犠牲にして生きてしまうこと。
観ながら何度も、
「ああ、わかるなぁ。」
と思いました。
同時に、昔の自分を思い出しました。
あの頃は、もっと違うやり方があったのかもしれない。
でも、その時の私は、それしかできなかった。
そんな自分への怒りや、少しの寂しさも湧いてきました。
真矢先生は、夢ばかりを語る先生ではありません。
現実の厳しさや、人の弱さ、絶望を隠さず伝えます。
でも、その先で本当に伝えたかったことは、
「だからこそ、自分を大切にして生きなさい。」
ということだったのではないでしょうか。
外側の世界に期待し過ぎない。
だからといって絶望もしない。
目の前にある小さな優しさや、美しさや、愛に気づいて生きる。
真矢先生がそこへたどり着いた背景には、大切な人を失った悲しみや、生徒を守ろうと命を懸けた経験がありました。
だからこそ、あれほど厳しくても、その根っこには深い愛があったのだと思います。
教師だった頃の私は、「何とかしなければ」と思っていました。
生徒も。
保護者も。
学校も。
家庭も。
全部背負おうとしていました。
でも今なら思います。
あの時、教師を辞めたことは、私にとって必要な出来事だったのだと。
あのままでは、自分が壊れていたと思います。
今は、
「自分を大切にしながら、自分のできる範囲で人のお役に立てたらいい。」
そう思えるようになりました。
そして最近は、
「役に立たなくてもいい日があってもいい。」
そんなふうにも思えるようになりました。
自分が笑顔で、心地よく毎日を過ごしていること。
それだけでも、周りに与えられるものはあるのかもしれません。
だから私は、これからも
「自分とつながり、自分を大切にできる人が増えるお手伝い」
をしていきたいと思っています。
それが、今の私が占い師として、そして一人の人間として伝えたいことです。
真矢先生、たくさんの気づきをありがとうございました。